2011年12月 京都チャリティ公演をご覧になったみなさまの感想です。

●素晴らしい公演でした。感動しました。いつまでも続くパレスチナの悲劇に怒りを覚えます。人間の愚かしさでしょうか。それでも人間性善説を信じていきたいものです。

●強いメッセージに心を揺さぶられました。マスメディアが黙殺して、一般に伝わってこない事柄、情報がたいへん生々しく伝わってきました。朗読会は何度か観ましたが、このような朗読劇は初めてです。朗読が芸術になるのだということを実感しました。みなさまのご努力に大きなエールを送ります。

●忘れてはいけない、忘却が攻撃を繰り返させるのだからとあらためて感じました。朗読劇は初めてでしたが、読むより声で聴く方がずっと胸に響きます。ありがとうございました。

●朗読劇は初めてでしたが、とても心打たれました。ありがとうございました。これからもガザのことは忘れません。I will never forget Gaza!

●ほんのわずかだが、あなたたちの恐怖や涙を体験した。なぜか罪の意識が起こった。今日以降、パレスチナ問題に関心を持ち続けたい。(浄土真宗僧侶)

●海の向こうで今も理不尽な殺戮が行われている。朗読劇を聴き、ただただ涙と心が痛みました。私たちに何ができるのか、まわりの人たちに少しでもこの現状を話して身近なことから私たちに何ができるか、これからの人生の目標が出来たように思います。感動しました。

●本当にありがとうございました。心にずっと残る話です。ごめんなさい、ことばがうまく出てきません。でも、本当に来てよかったと思います。ありがとうございます。

●毎日、たとえ1分でもガザを思います、きっとね。みなさん、ありがとうございました。

●ガザからの言葉の強さを感じました。レイチェルの言葉がいちばん響きました。忘却との闘い、とても朗読劇でしていることは意味があると感じました。

●言葉の力によって事態の差し迫っていること、場面も浮かんできました。事実を覚えていること、思い出すことが重要だと思いました。

●震えの止まらない朗読劇、ありがとうございます。朗読するのはたいへんな気力が必要だと思います。しかし、とくに「ガザ通信」のところで思いましたが、怒り、絶望しか出てこない状況に追い込まれた人々、そのことに関心を持たずしてどうするか、怒るときは本当に怒り、無関心は加害なのだとあらためて思ったのです。

●同じ地球のどこかでこのような現実がある……。幸福に生まれてきた子どもが、ただ、その地に生まれたということだけで、つらい毎日を過ごさなければならない。ニュースで、ただ「聞いた」ことしかなかったことが、実際の声を通して生のアピールとして心に響きました。忘れないでいたいです。この重いメッセージを。ありがとうございました。

●パレスチナの状況について少しは分かっているつもりでしたが、今回の「ガザ 希望のメッセージ」を聞いて、それが表層的なものに過ぎなかったことに深く気づかされました。日本に生きている一人として、ガザに生きている人々につながっていきたいと願っています。

●ガザに生きる人々の恐怖、絶望、怒り、無念さが強く伝わってきました。朗読という、人の声と表現力のみで、こんなにも臨場感を持ってガザの悲惨な現実を知ることが出来たことにも、驚きと感動をおぼえました。人の声の力はすごいと思いました。何世代にもわたり世界を流浪し、迫害を受け、アウシュヴィッツでは凄惨な虐殺を受けたユダヤ人の子孫たちが今なぜ、迫害や虐殺を犯す側となれるのか。人間性という視点から、私はそこがどうしても理解に苦しみます。しかし、そのような凶行に人を走らせないために必要なことは想像力だと思います。国や民族の違いに関係なく、人の苦しみや痛みや悲しみを想像し、共感できれば、人は過ちを犯すことをとめることができるかもしれないし、その一人ひとりの積み重ねが、戦争をとめることができるかもしれない。そんな希望も今日の朗読劇から見出しました。朗読者のみなさんの熱演に感動しました!!これからもみなさんの活動がより多くの人々に伝わっていくことを願うとともに、私自身もパレスチナに関心を持ち続け、自分にできる関わり方を探していきたいと思います。ありがとうございました。

●パレスチナ問題は、私たちとともにこの地球に住むすべての人に、同じ人として生まれた同じ人間として、ともに幸せに人として生きるということをいかに実現していくかという大きな課題を投げかけていると思いました。

●同じ人間、同時代に生きる者として現実を避けずに、知らなければと思います。情報化の時代、やはり国際世論がいちばんの力をもつと思います。彼らの問題は、私たちの問題なのですから。公演は、考える機会になりました。ありがとうございました。

●ガザの生きる人の姿を想像し、聴いていました。ナディヤの瞳が目に浮かぶようでした。今日のこと、今、ガザに生きる人たちのことを忘れないで生活していこうと思います。ありがとうございました。

●今まで本を読んだり、ネットなどからパレスチナのことを情報として得ていましたが、なかなか頭に入りづらいことが多かったのに、今回の朗読劇を聴くことで、とてもスッとパレスチナの現状をのみこむことができました。そして、この現実について考えるきっかけになりました。

●攻撃されてもなおそこに踏みとどまる、そこが私たちの住んでいるところだから。そして遠い日本から、そんなみなさまに心を寄せたいと思っています。涙が出そうなほどの感動でした。

●このような場と時間を共有させていただいて、本当にありがとうございました。

●つばめクラブのみなさん、ありがとうございました。圧倒されました。「他者の生を自らの経験として生きる」のは、すごく難しいことですが、観劇することで、ほんの少しだけできたかもしれません。しか、「非在の償い」というのは重くてつらい。考えてみたいと思います。

●今日はすばらしい朗読劇を見せていただき、ありがとうございました。なぜ3・11以後の日本もしんどい状況の中、日本から「遠い」問題と言われるパレスチナについて言及するんだという声も聞かれますが、3・11を自分ごとのように心配してくれるパレスチナの人がいるように、どこにいようと同じように大切な命、存在なんだということを発信していくことが大切だと思いました。

●私は今年、南京へ行きました。大虐殺の事実を学びました。生存者のお話も聞かせていただきました。当時、南京には欧米の人たちが南京の人たちを救援していました。パレスチナも外国人が入って、残って、パレスチナの事実を伝えて、パレスチナを救援していますが、この二つがまったく重なりました。私は南京の事実を現代の日本で伝え、訴えていきたいと同時に、今、起こっているパレスチナの事実を一人でも多くの人に伝え、できることをやっていく責任を強く感じました。

●今回の朗読劇に参加し、ガザで起きている事実を知ることができ、本当に良かったと思っています。心が揺さぶられる思いがしました。ありがとうございます。

●〈ガザのみなさんへ〉私にできることは限られているかもしれませんが、ガザのみなさんの苦しみを胸に刻みながら、事態の解決に向けて最大限コミットしていきたいと思います。どうか希望を失わないで。

●息のあった朗読劇でした。もっと知りたい思い、また上演されるときは、観に行きたいです。

●私は偶然、この公演があることを舞台の公演の挿みこみチラシで知りました。正直、ガザの空爆についてほとんど知りませんでした、情けないことに。私にとっては、きっかけに過ぎませんが、世界の、地球上にこういった事実があるということを知ることが出来て、聞けて、感じられて良かったと思います。ガザの街並みの写真に色がなく、灰色なのが印象的でした。空が青いのにも、日本と変わらない青さなのだと。

●この朗読劇を聞くまでは、正直、パレスチナのことに関してぜんぜん知りませんでした。このようなことが平然と行われているということ、そして、日本もこの戦争に間接的に加担しているであろうことを考えると、もどかしい気持ちになりました。

●私たちは今、殺される側、奪われる側の人々の声を聞く力が弱っていると思います。それは、殺される側、奪われる側の人々の声よりも、殺す側、奪う側の人々の声高な声ばかり聞いているからではないでしょうか。そのような昨今に、この朗読劇の肉声を私たちは身をもって聞くべきだと思います。

●今日は貴重な機会をありがとうございました。生々しい現場の声が、すごい心に重たく響いて、かなしい気持ちになりました。こんなにつらい思いをしている人々が、他国のために自分たちの身を削ることができるということに驚き、自分には何ができるのか、何をしたら良いのかと考えさせられました。

●まったく知らない国ですし、自分の目で見たことのない風景をこの朗読劇で少しでも感じることができたと思います。それはとても貴重なことでし、自分に何ができるか分かりませんが、自分の命を大切にすることから始めたいと思いました。私はレイチェルさんと同じ歳です。レイチェルさんに恥じないような生き方をしたいと思います。今日はありがとうございました。

●色々と考えさせられました。みなさんが活動されることで、救われる人がたくさんいると思います。貴重な経験をありがとうございました。

●今後も、このような地道な活動を続けて行かれるよう、心より応援いたします。

●仕事や家事に追われて、私は、自分が食べていくためにだけに忙しい日々を送ってしまうことが多かったのですが、この朗読劇を通じて、忘れてはならないこと、人命の尊重は意識的に推し進めなければ、たやすく軽んじられることを心に留め、少しずつでも行動し続ける力を与えられています。本当にありがとうございます。

●〈ガザで今を生きる人々へ〉私たちはあなたたちに寄り添い続けます。ともに平和を築きましょう。

●ありがとうございました。ようやく観れました、朗読劇。痛みを知る彼女・彼らだから、東日本大震災にも心からの連帯を示せるのだと思います。そのようにStay Human な彼女・彼らのようでありたいと思います。「君の中にもある小さな欠片を探せ」という「ガザからの手紙」のことばは、パレスチナのことだけでなく、すべてに通じると思います。

●忘れられてしまうことの悲しさを想像します。ガザの人々のこと、その状況を思います。

●書く言葉が見つかりません。人間としてこの世に生まれてきたのに、こんなことが3年前にあったなんて。あなたたち(パレスチナの人々)に1歩でも近づくために。

●忘れません。イスラエルが生まれた年に生まれた人間として、今日の朗読劇に込められた意味を考え続けます。

●今はうまく言葉にならないんですけど、人間であり続けることは、想い、祈り続けることだと思います。いい世界を創っていきたいと思います。

●今日の朗読劇を観させていただき、自分が、ガザやパレスチナについて全然知らなかったことを痛感しました。中にいる人々は実際に苦しみ、状況を知ってもらうことを望んでいる一方で、外にいる私たちがその現実を忘れ去ってしまうことは恐ろしく悲しいことだと思います。私は今、日本にいて、不自由なく暮らしていますが、現実を知ろうとする努力だけは忘れないようにしたいと思いました。

●複数のテクストを貫くメッセージが、たしかによく伝わってきました。背景写真と若干の音楽のほかは、言葉声だけで表す表現に力がありました。この地(パレスチナ)に留まるということ、苦しめられている側に立つということ、どんなに困難でも抵抗し続けるということを、人間であるためにということを、これらのメッセージがあらためてヒロシマ、ナガサキの経験とともに南京や海南島での日本軍、日本国家による虐殺を防げなかった日本と世界の体験を想い起こさせます。

●ガザのことを知る、理解する、それ以上のものを今日、手に入れることができたように思います。今後の活動の指針を模索している現在、自分が何のために、誰のために活動していけば良いのかというのを探る中、何かすばらしい新しいものが見つかりました。ガザのことだけではなく世界には難民の人々、軍事政権により苦しむ人々、権利を持たない女性たち、世界はその人々があまりにもたくさんいることを認識しているのか?とくに死をつねに意識することなく生きている日本人はそのことを意識しているのか?彼らは決して忘れられてはならないし、命の重さは比べることも、はかることもできない。ちっぽけな自分の力でできることはほんの少しだけど、まずは「知る」ことから始めたい。決して忘れ去られてはいけない人たちがそこにはいる。そして、自分たち以外にも、そんな人たちのために闘っている人たちがいる。私は彼らのためにも、もっと大きな活動をしていきたい。そんなことを思わせてくれ、これからの指針を示してくれた公演になった。

●すばらしい公演でした。パレスチナで行われているジェノサイド、そのジェノサイドを支えている国際社会のあり方を忘れてはならないと思いました。3・11以降、福島原発の被害を隠し、責任をとろうとしない国に生きている私たちにとって、今日の公演は意味のあるものでした。私もこういう世界を望んで生まれてきたわけではない。I will never forget Gaza!

●ガザに住む方々へ。日本の京都で「ガザ 希望のメッセージ」の朗読劇を観ました。あなたたちのことを忘れずにいたいと思います。遠い日本の地からですが、私には今、何もできませんが、力になれませんが、心にしっかりととどめておきたいと思います。